トモコノモノヅクリ

DIYが趣味の主婦が作ったモノを書き溜めながら不登校になったムスメとムスコの話

夏休み




夏休みは学校の荷物を全部持って帰る。

スモモ(ムスメ)も荷物を取りに来てください、と連絡があったので一緒に学校へ。夏休み初日の話。


学校の駐車場までは行けたけど、車の外には出られず。

先生とも車で挨拶。


でも、体操服に着替え、学校まで一緒に行けただけでも良し。か。


そして、今年初めて同じクラスになったという友達と遊びに行ってくるとでかけた。4日しか登校していないのに。

SNSで仲良くなって、遊ぼとなったよう。

SNSは使い方次第で良くも悪くも。


人と会うことを億劫がっていたのに、驚きの行動力。


すぐに帰ってくるかな、と思ったけど夕方までどっぷり遊んで(おしゃべり)きた。


いつも仲良くしている友達とは花火見に行ったり、遊園地行ったり、夏休み満喫。

最後の試合





カブト(ムスコ)のハンドボール部、最後の試合。

トーナメント戦。負ければ終わり。


朝から緊張気味のカブト。緊張からの吐き気も。

あまり声をかけ過ぎても調子狂う?とわたしもソワソワしながらそっと様子を見守る。


会場で仲間と合流しほんのり和んだところへやんわり励ます。


アップしたり、女子の試合を応援をしているうちに緊張もそこそこほぐれた様子。


いざ試合開始。

相手チームとは練習試合で五分五分。

コーチが変わりメキメキ上達中で手強いチーム。

先制点を入れられ、差が開きかけたけど、前半終了間近に2点差まで一気に追いつく!イケるぞ!と応援にも熱が入る。

カブトの緊張も良い緊張感。カブト、バンバン点を入れる!過去最高に調子良し。


けど、後半戦半ばカブトが反則を取られ2分退場。

また点差が開く。粘れみんな。

カブトが戻って点を入れ、取られ、一度も逆転できず、惜しくも敗退。


応援席に戻ったカブト、初めての悔し泣き。

チームの中心人物となり、点もたくさん入れ、大活躍した分、悔しいよね。

よく頑張ったよ。頑張った、頑張った。

良い試合だった。


学校へ行けない時期も部活だけは、と吐き気と闘いながら登校し、続けることができた。

副部長も任され、本当に部活を通して大きく成長しました。

ハンドボールやって良かったね。

講演を聞きに



中学校へ漫画家・棚園正一さんの講演を聞きに行った。

生徒と一緒に体育館で話しを聞いた。


小、中と不登校を経て、鳥山明先生と出会い、漫画家になった方。

不登校になった経緯や、当時どんな様子で過ごしていか等をマンガを使って分かりやすく話してくれた。


不登校中の気持ちや、久しぶりに登校した時の気持ちや、学校へ行かなかったことを決して後悔してないことや、フリースクールでとても充実したことを話してくれた。


もし周りに不登校の友達がいたら昨日もいたかの様に話しかけてあげてね。と言われた時は、嬉しかった。


先の不安はあるけど、色んな生き方があって、色んな選択があると改めて分かっただけでも良かった。


聞きに行って良かった。