最後の試合
カブト(ムスコ)のハンドボール部、最後の試合。
トーナメント戦。負ければ終わり。
朝から緊張気味のカブト。緊張からの吐き気も。
あまり声をかけ過ぎても調子狂う?とわたしもソワソワしながらそっと様子を見守る。
会場で仲間と合流しほんのり和んだところへやんわり励ます。
アップしたり、女子の試合を応援をしているうちに緊張もそこそこほぐれた様子。
いざ試合開始。
相手チームとは練習試合で五分五分。
コーチが変わりメキメキ上達中で手強いチーム。
先制点を入れられ、差が開きかけたけど、前半終了間近に2点差まで一気に追いつく!イケるぞ!と応援にも熱が入る。
カブトの緊張も良い緊張感。カブト、バンバン点を入れる!過去最高に調子良し。
けど、後半戦半ばカブトが反則を取られ2分退場。
また点差が開く。粘れみんな。
カブトが戻って点を入れ、取られ、一度も逆転できず、惜しくも敗退。
応援席に戻ったカブト、初めての悔し泣き。
チームの中心人物となり、点もたくさん入れ、大活躍した分、悔しいよね。
よく頑張ったよ。頑張った、頑張った。
良い試合だった。
学校へ行けない時期も部活だけは、と吐き気と闘いながら登校し、続けることができた。
副部長も任され、本当に部活を通して大きく成長しました。
ハンドボールやって良かったね。